読書記録: 外国語学習の科学: 第二言語習得論とは何か 白井恭弘

読書記録: 外国語学習の科学: 第二言語習得論とは何か

白井恭弘

国語学習に興味がある人は一読をおすすめ。

言語習得に関する現在までの様々な考え方を、論文を紹介しながら解説しています。

最後に効果的な外国語学習についてまとめています。

以下、本の内容に沿って自分の経験を振り返ってみます。ネタバレしてます。

1-4章まで

・言語間の距離について

韓国語と中国語を勉強してみて、言語間の距離の近さで習得がすごく楽になるというのを実感しました。

中国語は簡単な文法項目を覚えれば、ある程度複雑な文章でもかなり漢字から意味を推測することが可能です。

前置詞や冠詞、語形変化などの日本語にない文法もないので、注意するのは語順くらいになるのもストレスフリーで良いです。

英語を学んだことによって、ドイツ語の習得も楽になったと思います。冠詞や数の概念に疑問を持たずにそういうものだと思って学べたのは良かったです。

・言語転移

個人的には、既に知っている言葉が学習中の言葉に影響する、よりも、学習中の言語が既に知っている言語に影響をして、出来ていたことができなくなる方が困った経験があります。

英語を勉強してからは、「work」が日本語の中にすごく入ってきて、うまく機能する、とかちゃんと動く、と言いたいときに「働く」と言ってしまって、自分で変な日本語だなと思うのに中々直せないということがありました。

また、ドイツ語の勉強を始めてからは、英語を話そうとするとドイツ語の単語が頭に入ってきてごちゃごちゃになったり、語順がドイツ語の影響を受けすぎて、その英語はドイツ語っぽすぎると言われることもありました。

その経験から、より日本語に近い言語を学んだ時や、アラビア語ハンガリー語など、全く違言語を学んだ時、どれとどれが強く影響しあうのだろうからというのがとても気になって、そこから多言語を学びたいと思うようになりました。

・外国語学習に成功する人

個人的に周りの人を見ていて思うのは、以下の人です。

①正しい学習をしている

②動機が強く、たくさん勉強している

③必要性に駆られている

①については、本を読んでもらえればと思いますが、正しくないというのは、例えば意味もわからずとりあえず単語をノートに書きまくるとか、文法を綺麗にノートにまとめる、などです。

②は、当たり前ですが、触れる時間を費やせば費やすほど、インプットも増やせるので、ちゃんと自分で時間を作って勉強している人は伸びます。

③本人が、今のレベルでいいと思えばそれ以上伸びません。旅行であまり困らない程度のレベルまでいくと、そこを抜け出すのは大変だと思います。私の周りでは、留学して3ヶ月程度でなんとなくブロークンな言葉でコミュニケーションをとれるとようになったあと、1年滞在しても全く伸びていない(ように見える)人がほとんどでした。

BICAとCALPについては、母語でできないことは外国語でもできるわけない、というのを感じます。私は日本語でも日常会話が苦手でとても苦痛に感じており、外国語でも出来ません。

そのかわり本を読んだり、学校のテスト等は得意で、外国語でも論文を読んだり筆記テストで良い点を取ることはできます。

日本語で人とのお話が好きな人は、言葉はそこそこでも現地でもたくさん友達がいます。

外国語でこんな能力を身につけたい、というもながあるなら、まずは母語でそれができるようになる必要があると思います。

・社会言語能力

外国語で最後まで身につけることが難しいと思うのが、発音と、社会言語能力です。

発音は、通じれば良いのでネイティブのようになる必要はないと思っています。

上級者になればなるほど、社会言語能力が問題になってくると思います。言語の運用能力に問題があるように思えない場合、実は適切な言い回しを知らなかったり、文化的なことを知らなかったりするだけでも、ちょっとした失礼がその人の性格だと思われてしまいます。

・インプット+アウトプットの必要性

言葉の学習について、圧倒的なインプットは本当に助けになると思います。仕事でメールを書くとき、母語の日本語でさえ、適切な表現がわからない時はググって他の人の例を探すくらいです。

また、これも母語ですが、私が会社の先輩に相談事をした時に「大切なことを教えてくれてありがとう」と言ってもらったことがありまして、そうやって返事をすればいいのか!とすごく勉強になりましま。

聞いたことのある表現を頭の中にストックしておくことでスムーズにやりとりができると思います。

・インプット仮説と自動化仮説

インプット仮説については、

個人的な経験では、意識的な学習をしたことが、無意識の習得を加速させると思います。

私は英語圏とドイツ語圏にそれぞれ1年留学しました。英語は単語と文法をかなりしっかり勉強してから留学し、ドイツ語はそこそこの状態でした。最終的に英語の方はかなり自由に使えるようになりましたが、ドイツ語はそこそこで留まっている感じです。

意識的に学習しておくことで、理解可能なインプットの量が圧倒的に増えるので、その状態でたくさんのインプットを浴びると習得が加速すると思っています。

意識的な学習が徐々に無意識になるという説はかなり実感があります。

私は今英語とドイツ語に関しては、日本語を介さず使っていることが多いですが、文法項目に関しては完全に意識的に学習して、今では特に意識せずに使っています。

外国語初級を抜け出した後、中上級の勉強方法が難しい

最近ドイツ語アウトプットのためにHello Talkを使っています。

Es macht mir leider mehr Spaß, eine neue Fremdsprache zu lernen als eine Sprache im Mittelniveau zu verbessern, weil ich leichter einen Fortschritt machen kann.

(残念ながら、中級レベルの外国語をより上達させるよりも、新しい外国語を学ぶ方が簡単に上達するので楽しい)

英語やドイツ語を勉強しようと思いながらも、中国語や韓国語をやってみたり、本屋さんで新しい外国語の本をパラパラめくってみたり、学びたいと思う外国語が増えるだけで前進できていない感じです。

良くないなぁ、でも新しい方が楽しいんだよなぁ、と思いながら、Hello Talkにドイツ語の練習で書き込んだところ、分かる!とコメントをもらいました。みんな同じらしいです。

入門レベルは、文字からはじまって、発音もなにもかも新鮮で、語彙もどんどん増えていく感じがおもしろいです。でも、一通り文法を終えて、ある程度のまとまった文章を読んだり書いたりできるようになってくると、そこから先の上達がとてつもなく難しいと感じます。

結局はベーシックな勉強方法を繰り返すしかないと思いつつ、なかなか前進した感が得られない状態でモチベーションを保つことが難しいです。

やりたいこと

・単語集暗記

圧倒的な語彙数は、やはりレベル上げには必須だと思います。ものすごい上級者は、本やらニュースやらで知らない単語に出会う度に学ぶ方法でもいいと思うのですが、準1級くらいなら単語帳を何周かしてさっさと出会ったことがある単語を増やした方が効率良いと思います。

今のところ英語のボキャが6000弱程度で、大学受験レベル。今年1万程度を目指したいと思って、旺文社の準1級の単語帳をやり直しています。

今はヤングアダルトの小説は楽しく読めるけれど、一般書籍は母語で既に詳しい領域ならさておき、ストレスフリーに読むことはできません。

ドイツ語は英語の半分くらいだと思います。子ども向けニュースが理解できたり出来なかったりするくらい。

・文法のやりなおし

学校を卒業してテストがなくなると、とたんに文法がなあなあになっていきます。

特にドイツ語の冠詞や語順など、間違っていてもうすら言いたいことが伝わるようなものは最悪です。どんどん忘れていくのを感じます。

この辺りを丁寧にきちんと使えるようになれば、洗練された文章が作れるはずです。

この本は英語の文法の本でおもしろかったです。

日本人によくある間違えを軸に解説してくれているので理解しやすいし、読み物としてもおすすめ。

ドイツ語にも読み物としておもしろい文法書があるといいなーと思うのですが、今のところ出会っていません。

・興味のある分野のことを、ターゲット言語で学ぶ

文法や単語に飽き飽きして気が狂いそうなとき、英語で中国語を学ぶ、といった方法で既に知っている言語になんとか接点を作りつつ飽きている気持ちも大事にすることができます。

あとは日本語で調べるようなことを英語で調べるときもあります。

ドイツ語はまだそのレベルに至っておらず、内容が頭に入ってこないので早くレベルを上げないと使えません。

duolingoの中国語を一周しました

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なにからはじめれば良いかわからない人のとっかかりや、昔少し勉強してみたけど忘れてしまってやり直したい方におすすめ。

・漢字と音を連動できるので耳が慣れて良い

・文法はあまり理解が進まない

・同じ単語が繰り返し出てくるので自然と覚えられるが、語彙数はあまり多くない

開始 2021年8月

連続日数 約125日(途中3回ほど途切れる)

学習言語 英語⇄中国語

日本人が中国語を学ぶ時に難しい点が、以下だと思ってます。

1.漢字を見ると意味が推測できてしまうために、中国語の音が覚えられないところ

2.知らない単語なのになんとなく覚えた気になってしまうところ

1に関しては、duolingoは必ず音がついてくるし、ピンインが見れるため相性が良いです。

漢字が書いてあるとどうしても目で見て今を推測してしまうため、私は一旦目を閉じて文章を聞いて、意味を考えてから漢字を見るという使い方をすることもありました。

2に関してはduolingoでは解決されません。単語帳などで別途学ぶ必要があると思います。

。。。

1周してみてのレベル感

・最初は全く同じに聞こえていた第二声と第三声の区別がつくようになる

・大学の第二外国語で1年学んだ程度の文法の項目は網羅できるが、説明が詳しくないので書籍で補足が必要。

今後 ・duolingoの2周目はあまりやる気にならない。暇つぶしと耳の練習にはなるかも。英語⇄中国語のコースにしたので、日本語の訳が知りたい。 ・duolingoをやり込むよりも市販の単語帳で語彙を増やしながら問題集などをやる方が中級の力が身につきそう。 ・短いアウトプットの練習したい

hocken 膝を曲げて座ること。単語力のなさと生活の違いの難しさについて

お久しぶりです。
ブログの更新はずっとサボっていましたが、時々Mondlyというアプリで、韓国語やスウェーデン語を勉強していました。
アプリは気が向いた時に10分もかからずできるので本当に便利ですね。
ゆるゆる継続するにはとても良いと思います。もちろん真面目にレベルを上げるには、単語や文法もやらないといけないし、長文の読解にもチャレンジするべきですが・・・

さて、今日は久しぶりにドイツ語を真面目に勉強しようと思って、
「Strum im Mumintal」を読み始めてみました。
そして、ただ読むだけではなくて、少し読んだら、知らない単語をエクセルに書き出して日本語訳をつけるということをやってみました。
私のドイツ語の実力は、ドイツ語検定でいうと準1級ですが、タイトル通り、単語力がないということを痛感しましたし、生活背景が違うことで難しい部分がありました。

まだ全然読み進めていないので詳しい内容については何も言えません。
単語については、最初のページだけでなんと17も知らない単語が出てきました。

それで、調べてみるんですが、ドイツ語と日本語のオンライン辞書ってあまりまともなものがないんですよね。載ってないものも多いです。紙辞書も持ってますが、単語数が限られてしまってあまり助けになりません。

とりあえず使ったのは、和独だとこちら。
https://ja.glosbe.com(無料で提供はありがたいけど正直かなり使いにくい)
https://www.wadoku.de(日本語がたまにおかしいけど、まあまあ単語数があるきがする)
登録されている単語がちょっと違うので、お互いに補い合いながら使っています。

ただ、これだけだと全然太刀打ちできません。
なので、困った時の「duden」。これでおおよその意味を調べてまずは推測します。あとはgoogleの画像検索にかけてみてます。和独の辞書だとどうしても限られて意味しか出てこないので、dudenを見てみるのはとても勉強になります。
https://www.duden.de

例えば、「schmiegen」というのは、イメージ、柔らかいものに対して、「何かをぎゅーっと押し当ててる感じ」とか、「押し当てることでその形にぴったりなる」なのかなと思っているんですが、日本語調べると「押す」としか出てきません。googleで画像検索すると、工具と、あと動物がぎゅーっとおしくらまんじゅうしてるような画像が出てきます。
  1. (aus einem Bedürfnis nach Schutz, Wärme, Zärtlichkeit) sich, einen Körperteil ganz eng an jemanden, an, in etwas Weiches drücken
  2. sich einer [Körper]form [elastisch] genau anpassen

Dudenの解説だとこんな感じです。
 
ドイツ語<ー>英語だと、press以外に「nestle」という単語が出てくるので、
weblioで調べるとこんな感じ。
「(…に)気持ちよく横たわる、快く身を落ち着ける、(…に)体をすり寄せる、寄り添う、立っている(…に)体をすり寄せる、寄り添う、立っている」
なんとなくイメージが湧いてきました。

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また、別の視点で難しいなと思ったことが、自分に馴染みのない話題があることです。
今回最初の1ページで船の話が出てきます。しかも、ただの船じゃなくて、「Rindenschiff」。
これは木の皮みたいな材料で作るもののようです。日本でいうと、笹舟みたいなものかなとイメージしているんですが・・・。
船の話なので、「auftakeln」索具を取り付ける 「Bugspriet」バウスプリット(帆船の船首から前方に伸びている棒)、「Laderaum 」船腹、「Luke」ハッチ、などが出てきます。
索具を取り付けるとか、バウスプリットとか、日本語で見てもわからない単語が・・・。
北欧の話だから、船の話が普通に出てくるのでしょうか。
私も海とそこまで遠くない地域の出身なのですが、船の部位の名前なんて全然馴染みがありません。
ムーミンママが木の皮でできた船を抱えているシーンを見ても、イメージがわかなくて困りました。 

というわけで、子ども用の本を読んでいるはずなのに、
1ページ目からおおいに躓き、四苦八苦しているところです。

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最後に、面白いなと思ったのが、「hocken」という言葉です。
hockenで調べても以下の通り。
    1. in der Hocke sich befinden
    2. sich an einem bestimmten Platz in hockende Stellung begeben
    3. (umgangssprachlich) in zusammengekauerter Haltung, zusammengeduckt sitzen; auf einer niedrigen Sitzgelegenheit, mit angezogenen Beinen sitzen
    1. (süddeutsch) sitzen
    2. (süddeutsch) sich setzen
  1. (umgangssprachlich) sich längere Zeit [untätig] an einem Ort aufhalten
  2. (Turnen) mit angewinkelten Beinen über ein Gerät springen oder von einem Gerät herunterspringen
Hockeってなんだろう?と思いながら調べていくと、
hockenというのは、膝を抱えて座ることなのでした。英語だとgoogleがそのまま動詞になって、日本語だと「ググる」で、ドイツ語だと「googeln」で・・・ものの名前から言葉が広がっている感じ、面白いですね。
あと、この、膝を曲げて地面に座る座り方、日本語だとなんていうのか知りません。
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ゆるゆると続けていきたいと思います。ドイツ語が終わったら、まったく同じ本をスウェーデン語でも買っているので、スウェーデン語も挑戦できるように文法など頑張って勉強しておこうと思います。 

italkiで英語でインタビューしてみた

italkiで、英語のインタビューをしてみました。
※日本語でブログに記載することの許可をいただいています

動機:仕事の都合でインタビューをして、それを記事にする練習がしたかった
インタビュー対象:italkiで英語を教えているコミュニティー・チューターの先生
目的:italkiで英語を教える体験や授業について聞き、自分を含む英語の学習者にとって有益な情報を共有すること

先生:Anthony先生
時間:1時間

先生のプロフィール:
イギリス、ロンドン出身。スウェーデン、メキシコ、ニュージーランド、中国、台湾、日本など様々なところに滞在、旅行した経験がある。
母語の英語のほか、スウェーデン語をitalkiで教える。スペイン語が流暢に話せる。日本人の彼女がいたことがあり、日本語学習経験もある。日本の夏は湿気が多くて嫌いだが東京に行くのは好き。

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-italkiを知ったきっかけを教えてください。いつから利用していますか。

italkiを知ったのは2015年の12月末くらいです。オンラインで英語を教えようと思っていて、元々他のサイトを利用しようと思っていましたが、italkiが大手のサービスだったので結局italkiを使いはじめました。オンラインレッスンは生徒も先生も場所を選ばなくてよいので便利で良いですね。

-italkiで効果的に学習するために大切なことは何でしょうか。

構成(structure)ですね。自分が何をするのか、レッスンの前に分かっておくというのが大切です。

-それは先生が提案するんですか?生徒が決めるんですか?

私の生徒の場合は99%私が提案します。でも、本当は生徒が考えたほうがいいと思いますよ。

-構成を決めるときに、生徒に聞いていることは何ですか。

まずはレベルを聞きます。自分のレベルがどれくらい(と思っているか)かです。
そして何を伸ばしたいのか、ライティングか、発音か、とかですね。一番弱いところを聞きます。
あとは学びたい理由が、仕事か、旅行か、楽しみのためか、などを聞きます。

私はスウェーデン語も教えていますが、スウェーデン語の場合はたいてい初心者なので、伝統的な教え方になります。最初はアルファベットの読み方ですね。英語と比べて4つ母音の発音が多いので発音とアルファベットを学ぶ必要があるので、英語とはだいぶ教え方が異なります。英語はだいたいもうすでに少し話せますからね。

-日本人の生徒を教えたことはありますか。

たくさんあります。

-日本人の生徒に特有のこと、共通点などはありますか。

生徒自身の共通点は特にないですね。人によります。日本語は発音に必要な音が他の言語より少ないですから、英語の発音は日本人の生徒にとっては難しいと思います。

-発音に関して、どうやってトレーニングしたら良いでしょうか。

発音は年齢が上がると結構難しいですが、リスニング力を鍛えることが大切です。発音がはっきりしたpodcastがおすすめです。イギリス英語ならBBCが良いと思います。大切なのは、色々な英語ではなくて、イギリス英語ならイギリス英語、アメリカ英語ならアメリカ英語に集中してリスニング力を鍛えたほうが良いと思います。イギリス英語の中にも色々種類があるのに、混ぜたら複雑になってしまいますからね。

-先生は英語のほか、スウェーデン語、スペイン語、日本語など色々勉強されていますが、学習した言語のメンテナンスはどうしていますか。

実はあまりうまくメンテナンスできていないです。英語は母語なので問題なくて、スウェーデン語もネイティブではないですが特にメンテナンスが必要ではないです。
スペイン語はかなり忘れてしまっていますが、毎日メッセージを送ったりなにか書くようにしています。日本語はそれほど話せませんが、あるレベルからは良くもならないし悪くもならない状態です。

例えばスウェーデン語でなにか調べようと思ったときに、wikipediaに1段落くらいしかなくて、英語はずらっと情報が並んでたりするので、中々他の言語を使うと思っても難しいことはありますね。

-学習した言葉のメンテナンスは難しいですよね。特に英語以外の言語は使う機会が限られやすいので、自分で色々工夫をする必要がありますね。今日はありがとうございました。

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以上です。
学習者として、自分の言語のレベル、どこが足りないのかをしっかり理解しておくこと、そしてレッスンで何をやりたいのかを決めることで、よりitalkiでの学習時間が有効に使えそうですね。

インタビューをするにあたっての準備は、以下のとおりです。
1)話したいテーマと先生を決めて、インタビューのアポ(レッスンの予約)をする。
→こんな感じで何をしたいか説明してOKをもらいました。
I would like to practice interviewing people for my work. I'm not a professional writer or editor, but I need to get used to writing. Therefore, if you don't mind, I want to interview you about your experience on italki and write an article and post it on my blog in Japanese.(It's not very active though: http://m-lang.blog.jp/)Practicing interviewing is for my work, but asking about italki and posting it on my blog is just for fun. It is not for commercial use. The interview may take about 30 min, and after that, I would be very grateful if you could give me some feedback about my English. thank you

2)テーマに対して質問をいくつか考える
-how did you get to know italki
-What is important effeictively on italki?
-have you ever taught Students from Japan?など、10個くらい考えました
話をしていく中で特に盛り上がったり気になったところを掘り下げればいいと思いますが、ネタがないと時間が余る可能性があるので多めに作っておくほうが良いと思います。

インタビューをしてみるのはこんな人におすすめ
・フリートークだと、だらだら話すだけで終わって内容が薄い気がする
・興味のあるテーマについて聞いてみたい
・分かったふりをしてしまう
・黙る→先生がなんとか場をつないでくれる→…という微妙なクラスを抜け出したい

以上です。

英語が微妙でも、もだもだしても、黙り込んでも、italkiの先生たちは普通なら優しくて我慢強いので、話を聞いてくれます。また、リスニングはまあまあできるけどしゃべるのが苦手という場合、質問を決めておくこと、テーマを予め決めておくことで少し話しやすくなるかもしれません。関連語句や回答に出てきそうな単語・フレーズを調べておくのもよいかもしれません。

また、自分がどんどん喋りたい!という方は、先生にインタビューをお願いしてみるのもありだと思います。

いつもの授業をちょっと抜け出したい方、より有効に使いたい方、テーマや、目的を考えて、事前準備をしてitalkiのレッスンに臨んでみてはいかがでしょうか。


ドイツ語また頑張る。三日坊主でも戻ってくれば良い

お久しぶりです。
頑張るぞ、頑張るぞ、と呪いのように思いながら思うだけで数ヶ月以上過ぎていたmです。大変です。

さて、久しぶりにドイツ語検定のページを見て、冬にドイツ語検定受けよう!というやる気が出てきました。今度こそ、1級の筆記試験突破を目指して!
早速、ドイツ語に触れるためにアプリを(再)ダウンロードしました。
私がドイツ語学習に使うレギュラーツールを紹介します。ドイツ語じゃなくても使えますので、なにかヒントになれば幸いです。

HalloTalk
Twitterみたいに、短めの内容が呟けます。語学学習アプリなので、お互いの呟きにちゃんと訂正が入れやすいようになっています。気軽に「いいね」も出来るので、見てるだけでも楽しい。
無料だと1つの言語しか登録できません。
例えば私はドイツ語で登録しているので、「日本語を勉強しているドイツ語話者」と基本的にはコミュニケーションすることになります。
相手が課金している場合は、特に母語と学習言語に関わらず、誰の発言でも見れるようです。

とにかくドイツ語に触れ続けることを目的にダウンロードしています。ドイツ語でアウトプットする習慣があるというのが大切なことだと思います。

なにかおもしろい写真が撮れたとき、きれいなものがあったとき、頻繁に呟きます。また、日本語学習中の人に積極的に話しかけます。

Lang-8 
作文添削サイトです。HalloTalkよりもう少しがっつりアウトプットしたいとき向け。
ドイツ語の添削をもらうには1週間くらいかかるときもありますが、中国語とかだと利用者が多いのですぐ見てもらえると思います。
英語でブログを書きたい!など考えたときに、アップする前にネイティブに添削してもらったら勉強になるかもしれません。

italki (お互い$10もらえる紹介リンクです。いやな人はgoogle検索で)
スピーキングの練習ならここ。スペイン語や英語はもしかしたらもっと安いサービスがあるかもしれませんが、お金を払わない言語交換のパートナーも探せますし、何より予約のシステムが使いやすいです。

italkiで練習するときなんですが、プロの先生にがっつり授業プログラムを組んでもらっているパターン意外は、自分で授業計画を立てないとあまり意味がないです。
ぼんやり受けてると思ったほどの成果もないまま1時間とか過ぎてますので、気をつけてください。
特にInformal Tutoringの先生たちはプロじゃない人も多いので、授業計画まで期待しないほうがよいです。

例えば中級以上だったら、あまり普段話さないトピックスを選んでみるとか、今日は必ず○○の表現を使うとか、自分で目標や目的を定めてみると良いと思います。
以前上級の日本語学習者の人がやっていたのが、自分の得意分野のプレゼンです。
準備が大変ですがかなり勉強になりそうでした。
写真が趣味の人だったので、カメラの使い方、しぼり、ピントなどについて、スライドを作って教えてもらいました。

bento
お弁当じゃなくて、ニュースアプリです。いいのか悪いのかはまだ分からないですが、ZDFとかお堅いニュースよりも、もう少し読み物が多いので楽しんで読める印象。もっといいアプリがあったら乗り換えると思います。
読解も、ネイティブと同じものをどんどん取り入れて慣れていきたいです。

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あとは、これまでどおり自分のスマホの設定をドイツ語にしています。インプットについてはもう少し増やす必要があると思います。

ドイツ語検定準1級受かりました。

本日ドイツ語検定の合格証書が届いてました!
面接ではあまり落ちる人はいないとの情報だったので、心配はしてなかったですが、やっぱりほっとしました。
併願で受けて両方落ちたらお金がもったいないですからね・・・。

点数は40点満点中、34点でした。
最低合格点は24点でした。

採点方法が一切分からないですし、特にコメントなどももらえないので、今後の学習につながるようなヒントはありません。
満点を取れなかった理由は、個人的には
1)語彙や構文のレベルが低かった
2)冠詞など文法上の誤りがあった
が大きいのではないかと思います。

「コミュニケーションが取れる」などの項目があったとしたら、それはできたと思います。
しばらく熟語集などを読んで語彙を増やそうと思います。