オンラインのフリートーク英会話は意味がない?

こんにちは。

英会話じゃなくて、ドイツ語なのですがフリートークレッスンについて・・・
これって、普通にフリートークで雑談しているだけでレベルアップするのか?と疑問に思ったので考えてみました。

ここでいうフリートークというのは、特にテキストに沿ったり、試験の準備をしたりするのではなく、自由に会話するレッスンです。そして、先生が特に教材を用意することになっていないものです。

レッスン自体は楽しいです。
そのときニュースで見て気になったことを尋ねたり、お互いの文化の違いについて話したり・・・
ただ、基本的にブロークンというか、自分の話せることしか話せません

何当たり前のこと言ってんだ?と思われそうですが、これが結構くせもので、
いつまで経っても、今の自分のレベルに慣れる、というか今使える単語を定着させることしかできません。
上に行きたい!と思ったら別のアプローチ、ないし別の勉強との組み合わせが必ず必要になってくるということを痛感しています。

また、文法上も、特に話が盛り上がっていると訂正してくれません。。。
これは、先生の問題なのかもしれないし、私が「直してください」としっかりお願いしていないからかもしれないし、私のレベルが中途半端で、ブロークンでも言っていることが分かるからかもしれないし・・・
ただ、いつまで経ってもそのドイツ語でいいの?と危機感を覚えます。

文章の正しい組み立て方、しっかりとした大人の発言に聞こえる話し方をしているか?という観点で言葉を修正しようと思ったとき、やはり会話よりも作文などをして、目に見える形で直したほうがいいなと思いました。ネタがないし時間がないしでさぼっていたLang-8の作文を再開させないといけないなと感じます。
書き言葉と話し言葉は少し違いますが、少なくとも単語を並べてバカみたいに話したりですとか、よく分からない冠詞、語尾、前置詞などを誤魔化せなくなるという意味で大切だと思います。

また、ボキャブラリーについても、いちいち会話の途中で辞書を引いていられませんから、ほとんどの会話を知っている単語のみで行うことになり、語彙を増やすことが難しいです。

聞けばいいんですが・・・
たとえば「昨日りんごを食べた」と言いたいけれど「りんご」がわからないときは、
先生に「Wie sagt man "apple" auf Deutsch?」とか、「Ich habe ein... Obst, ich weiß nicht wie es heißt, aber ein rotes und rundes Obst gegessen.」などと話すと、先生がそれは「Apfel」ですと教えてくれます。

こんな感じでゆーっくり、ゆっくり新しい単語を学ぶことはあるのですが、基本的にベーシックな単語で言えることはそれで終わってしまうので、もっと色んな表現があるはずなのにそれを学ぶ機会がありません。
しかも先生も学習者用にゆっくり、分かりやすく、明確が表現と簡単な表現を使ってくれますし・・・。
もっと私のドイツ語レベルが上がって、先生が私が学習者であることを感じずに話せるレベルまで行けばいいのかもしれません。
または、「先生」ではなくて友達と会話の練習をすれば、語彙コントロールもできないので知らない単語がたくさん出てくるかもしれません。

文法、単語を本などで勉強→実践
という学校で行っていた勉強方法、やっぱりすごく大切だと感じます。
学校では圧倒的にインプットもアウトプットも足りていなかったですし、色々欠点はありましたが、「最初からブロークンでも話す!」みたいな、インプットを軽視して、ドリルワークや単語の暗記を一切無視するような学習方法だと、中級あたりでスタックすると感じました。
最近はとにかくインプットの大切さを痛感しています。自分の中にたくさんのTarget Languageのインプットがないと、なにか言いたいときに例にするものがないです。

とにかくニュースを聴く、読む、ブログやネットの情報サイトをドイツ語で見るなどして、ひたすらインプットを増やしていきます。