続ける技術

お久しぶりです。

「まんがで身につく 続ける技術(著:石田淳、あさ出版)」という本を読みました。
自分で買ったわけではなくて、家に置いてあったものです。通勤中の暇つぶしに読みました。
20分もあれば読めます。

言語の学習、ダイエットなどの最大の敵「三日坊主」と戦うための本です。
参考になるなと思う点は、
この本の内容は人間の「行動」をコントロールすることに主眼を置いており、
「努力」「意思の力」など、精神論ではないところです。

続けたい行動があるなら
「その行動は、どんなときに起こりやすい(起こしやすい)か?」
「何が邪魔になるか?」
などを分析して、自分の行動に変化を起こします。

自分の「意志の力」に頼ろうとすると、
「よし、明日から毎日ドイツ語を勉強するぞ!」→「今日は仕事で疲れたからやめた」
というように、三日坊主になりがちです。

行動という点に焦点をあてると、もう少し具体的に動けるようになります。
気持ちを変えるのではなくて、行動しやすい環境を整えていくというような感じです。
「大学時代の友達に会うと勉強する気が起きる」→「大学のセミナーに参加する」
「仕事で疲れていると勉強する気にならない」→「仕事を早く終わらせて帰る」
「時間があるときはSNSを見てしまう」→「スマホにドイツ語のCDやNewsを入れて同時に聞けるようにする」

あとは、行動を決めて実行できたらご褒美を与える、できなかったら罰を与えるなど、
そのほかにも色々分かりやすいTipsが紹介されているので、おすすめです。

行動主義者のパターンによる言語学習には批判もありますが、行動というのは外に見えているものなので、自分でも分析しやすく、コントロールしやすいと思います。
ひとまず、さぼりまくっているドイツ語をがんばりたいと思います。。。