italki フリートーク とにかく、とにかく話せ!

今日はドイツ人に30分だけ日本語を教えたのですが・・・本当に失敗しました。。。
本当に失敗したという日本語が正しいのか分かりませんが、とにかく失敗しました。

敗因は:
①相手の日本語のレベルをよく理解していなかったこと
②初級者の教え方を知らないこと

まず、話しかけても全然理解してもらえなかったです。
うーん、うーん・・・と考え込んでしまって、「分かる」とも「分からない」とも言ってくれない。
なにか聞くと、ドイツ語で「なんていってるかよく分からないんだけど。。。」と言うので、説明すると、答えがドイツ語で返ってくるー!!!
答えを知りたいというよりは、日本語の練習で聞いてるのに、全然日本語を話してくれない。
答えを日本語で教えても、「へー」で終わりだったので、「私の後に言ってください」と言って、やっと話してくれる感じでした。

全然、30分日本語を話してもらえませんでした。授業の組み立てが悪かったです。反省です。
日本語を話すときにつらそうというか、苦しそうというか・・・そういう表情で、新しい言葉を話して楽しい!という感じを引き出せませんでした。

授業が終わった後、このまま終わりたくないと思ったので、ちょっとだけ時間ある?と聴きました。
私「Hast du ein bisschen Zeit für mich?」
相手「Ja(はい)」
私「ありがとうございます。やーじゃなくて、日本語で」
相手「Ah,はい」

というわけで、私が30分授業を受けてみて、思ったことを伝えました。
このまま、同じようにInformal Tutoringをほかの人と一緒に受けても、ずっとドイツ語を話していたら、いつまでたっても日本語が上達しないと思ったからです。
もちろん、私が教え方を知らないというのは大きな欠点ですが、相手も変えられることがあると思ったし、下記の点は初級の言語を学ぶ、話しなれていない言葉を話すために必要なことだと思います。

①聴く、続けて読む、発音する、とにかく繰り返して練習
②レッスン中は正しく話す必要はないから、とにかく母語ではなく、学習中の言語で話す

①相手が日本語の音に慣れていないという感じがしました。メッセージのやり取りは普通に日本語でできているのに、日本語の音の聞き取り、発音、そういうものをつかめていませんでした。完全に練習不足だと思います。
練習すれば、なんでもできるようになります。
とにかく、何回も、何回も、暗記するくらい同じものを発音したり、ばかみたいに繰り返すことも必要です。最初に言語を勉強するときは、とにかく単純な繰り返しで、口を動かすしかないです。
言葉はスポーツみたいなものです。何回も体を動かしていたらそのうち、緊張せずに口に出せるようになります。まずは、会話しようとか、そういうレベルの高いことをしようとしたり、理想を高くもちすぎたりしないで、とにかく口を慣らすこと、耳を慣らすこと、自分の口を動かすことが大事。

②「これって○○語でなんていうんですか?」って聞けばいい!!
レッスンで一番大事なフレーズだと思います。一番最初に、このフレーズをやったほうがいいんじゃないかって思います。文法なんてどうでもいいです。とにかくこのフレーズを暗記する。
そして、学習中の言語で、なんでも言うようにする。
相手は先生です。甘えたらいいです。何回も、「これって○○語でなんていうんですか?」って聞いて、○○語で答える。

今日は、ほんとうに、間違っても、なんでもいいからとにかく話せ!!!話さないとはじまらない。
ということを再認識しました。

最初から完璧な言葉を話す必要なんてないです。とにかく、まずは口を動かすしかないです。それ以外に、上達の道はないです。個人的に、音読と、繰り返してまねをするのは言語の習得で一番大事なことだと思います。

授業が終わった後5回分のパッケージを選んでくれました。
少なくとも、今日の授業が意味がなかったとは思われなかったようで、よかったです。
次はもっとしっかり準備をして、日本語しゃべったな~~と思って、終わってほしい!!準備がんばります。